賃貸契約。初期費用。要らないものは断りましょう。

2018年12月23日

部屋探し

Designed by Lifeforstock

先日、北海道で不動産会社が起こした、ひどい爆発事故がありました。


被害に遭われた方々には、お見舞いを申し上げるとともに、一日も早いご回復と平穏な日常に戻れますようにと願っております。


また、事故を起こした不動産会社に対しては、誠心誠意しっかりとした賠償をして頂きたいと思います。

除菌消臭代


この爆発事故の原因となったのが、除菌消臭のスプレー缶。
これが賃貸契約時の除菌消臭代の正体だとバレてしまいましたね。


あくまで噂で、「除菌消臭代1万円」は、原価1000円ほどの消臭スプレーを撒くだけの業者もいるので、除菌消臭代室内抗菌代などのオプションは断った方が良いと聞いたことがありました。


あくまでも噂でしたが…本当でした。


他にも害虫駆除代🐜🐛は市販の防虫剤を焚くだけだとも聞いたことがあります。🐝

またこのスプレー缶の在庫が多かったのは未施工の契約があったためとか。

ぼったくりの1万円を支払って、撒いてくれたならまだしも、スプレーも撒いてませんって…

言語道断、詐欺ですよね。💢


気になって子供たちの賃貸契約書を引っ張り出して来て、確認してみました。
ありますね~抗菌コート代。娘の初の一人暮らしの賃貸契約です。
この時の不動産会社は、事故を起こした会社の系列ではないですが、どこでもこのようなオプション費用を、しれっと必須費用のように乗っけてくるところがあるので、気を付けないといけません。


何も気付かず、のほほんと契約してしまいました。😢(これもスプレーを撒いてくれたのか撒いてくれなかったのか??今となってはわかりません)

必須の初期費用・任意の初期費用


賃貸契約には必須の初期費用と任意の初期費用とがあります。

必須の費用
  • 敷金(最近は0円が多い。原状回復などに充てる保証金。基本返金されます)
  • 礼金(最近は0円が多い。基本返金されない。お礼代)
  • 前家賃(1か月分)
  • 日割り家賃(入居月の日割り分)
  • 火災保険
  • 仲介手数料

任意の費用
  • 上記以外。いろいろな名目あり

部屋が決まると、担当者が仮の契約書を見せます。📄

その時、項目を一つずつ確認して、任意の費用=オプションかどうか担当者に聞いてください。任意であれば必要かどうか判断して、不要なら断ってください。


今年の息子の時は全部断りました。((笑))


これに火災保険料約2万円、仲介手数料19440円(学割で1割引いてくれました。)と日割り家賃1週間分で約1万円。合計で初期費用約10万円でした。

24時間緊急サービス


息子の時にオプションで勧められました。
カギを失くしたときなどに、すぐ駆けつけてくれる24時間緊急サービス。🕑


これも説明を聞くとすごく良さそうな気がします。初めての一人暮らし、何かトラブルに遭った時、助けてくれそうな気がします。💨


でも賃貸の場合、カギを失くしたときは、まず管理会社大家さんに連絡が基本。大家さんの判断を仰ぎます。


息子のマンションはカードキー💳でしたので、簡単に複製もできません。大家さんにお願いして作ってもらうことになります。とにかく勝手にはできません。


水回り🛀🚿やガスのトラブルの時なども駆けつけます!と書いていましたが、先日の給湯器トラブル(以前の記事)の時でも、結局ガス会社へ直接電話することが基本だと思いますので、24時間緊急サービスは要らないかな~?断りました。😜

必須の場合もある?


昨年の娘のマンション契約の場合は、

マンション管理会社との契約(○○安心クラブ)が必須、賃貸保証会社利用が必須、あとは退去時のクリーニング代、カギ交換代も借主負担だったので、高額の初期費用になってしまいました。


必須の費用だったとしても交渉次第で減額できたかも~?と悔やまれます。
クリーニング代もカギ交換代も、今見るとすごく高い!
早く契約を済ましたくて、よく確認してませんでした。反省です。😢

契約事務手数料?


特にこの中↑にある、契約事務手数料。かなり怪しい項目です。😒

仲介業者は仲介手数料として、賃料の1か月分×消費税分を上限として貸主借主に請求できます。

仲介手数料は貸主借主は折半で支払うことを基本ルールとしています。
(0.5か月分を双方で支払う。)


ただし借主が1か月分支払うことを承諾したときは1か月分請求しても良いことになっています。もちろん貸主(大家さん)が1か月分全額支払っても構いません。

承諾もしていないのに、1か月分請求されることがありますので気を付けてください。


なので、仲介手数料0.5か月分!安いでしょ~っていう雰囲気を醸し出している不動産会社がおりますが、当たり前のことを声高にアピールしてるだけです。


そして仲介業者は、この仲介手数料以外に報酬として請求できないことに法律上はなっていますので、この契約事務手数料、違法ではないかと。

契約事務は仲介報酬に含まれます。

もし事務手数料や文書作成費などの項目がありましたら、これは誰に対して支払うのか要確認ですね。

支払先が仲介業者なら報酬を取り過ぎているのでは?と交渉できたかもしれません。揉めるのも嫌ですけど、聞いてみてもよかったですね~

火災保険


賃貸契約では特約に「火災保険に加入しなければならない」と定められていることが多いです。今までの子供たちの契約では、2年ごとの更新で平均1万5000円ぐらいです。


自分で探すと、もっとお安いところもあるそうなんですが、保険を選ぶのが面倒なのと、手続きも一度に済みますので、不動産会社の用意したところと契約しています。

でも保険に詳しい方なら自分で契約するのも良いかもしれません。


指定の保険会社以外と加入できないことはないと思いますので、「自分で加入しますので~」と断りを入れてもいいと思います。引越しの日までに加入出来ればOKです。


そろそろ部屋探しも、本格的に始める時期ですね。


何でも任意のオプションとして削れるわけではないですが、項目を一つずつ確認して納得して契約してください。



結構高額な料金がありますから、要確認!


必要かどうか判断して、不要なら断ってくださいね~。


(カテゴリーの部屋探しに契約時の注意点やおススメを載せています。よろしければお読みくださーい)

2021年追記:娘がマンションを退去しました。退去するときにもお金がかかるんですよね。果たして原状回復費としていくら請求されたのか?…「原状回復費 実際の請求額は…

ブログ アーカイブ

連絡フォーム

名前

メール *

メッセージ *

QooQ