ガレージ取り壊した。登記申請やってみた。+土地が合筆になっていた…

2020年8月25日

登記手続き

車庫の取り壊し、つづきです。(前の記事はこちら

一通り書き上げて、法務局に持参しました。

実は一つだけ、気にかかるところがあったのです。

それを窓口で告げると、相談ブースに案内されました。

地籍調査で合筆


それが、家屋が建っている土地の件。

もともと2筆の土地だったのですが、地籍調査で合筆したのです。

なので、家屋の所在地の土地番号が1筆多い。

地籍調査で周囲の土地番号も、もしかすると境界も変わっていると思われます。

この事を相談ブースで告げると、

「これはこのままでいいですよ。変更するとなると、平面図など描き直しになります。また図面を作るとなると大変でしょうから、このままにしていたほうがいいんじゃないですか?」

と言われ、そうなのかと…じゃあこのままでと窓口に書類を提出して帰りました。

図面を描かなくていいんだ~良かった~と安心しました。

そうなのです。図面を描くのは大変だとネットに書いていました。

なんだかアプリを使って製図して?用紙も指定されたもの?ペンも2ミリとか…そんな芸当できないわーとちょっと及び腰だったので、図面を描かなくていいと言われてひと安心でした。

受付できない?


すると次の日、法務局からの電話。

昨日の相談ブースの登記官です。

「あの~昨日出していただいた変更登記なんですが、あのままだと受付できないんですよ~」

私の頭の中…
(はあ~??このままでいいですよと仰いましたよね!受付できないってどう言うことです?)

登記官
「実はですね…僕は地番の変更だけをすると思って返答したのですが、あの申請は車庫の取り壊しだったんですね?その場合やっぱり土地の所在地の変更もして頂かないとダメなんです。その登記とは別の登記だと勘違いしていたので…」

私の心の叫び
(エ~~~変更登記の申請書も見せましたけどー😓 勘違いします⁇)

私の相槌がだんだん不満気な感情が溢れ出て…
「はぁー⤵ えー? ウーーーーん… ヴァ~」

(もしかして、図面を描けとか言う気じゃないですよね~?図面を描くのは大変だと登記官も言ってたじゃないですか~😭)

登記官
「申請書も少し手直しと、図面もいらないと言ったのは勘違いだったので…」

私の一声
「………で!?」

用意してくれた図面


登記官(ちょっとおびえてた…)
「でっで・・・ですのでこちらで図面を用意しました。この図面をトレースして描いていただければ受付できます。もう一度こちらまで取りに来ていただけますか???」

私(たぶんワントーン上の声が出たと思う(笑))
「あっらら~~~そう言うことですか~~~ありがとうございます。ハイ!すぐに取りに伺いま~す💕😆」

図面を用意してくれたとなれば、何も心配はございません。

図面だけが心配事だったんですから。

取りに行くと、昨日の登記官が

「これです…土地の公図も建物図面も500分の1にしました。このままこの上に建物図面をトレースしてください。

建物図面を下に土地の公図を上において、透かしてなぞれば描けると思いますので…車庫は描かないでいいです。あとは距離を書いてもらって。このままの数字でもいいですし、もう一度測ってもらっても…」

専用の用紙なのか、古い建物図面と同じ様式の物を用意してくれていました。(紙は普通のコピー用紙でした)

「やっぱりペンは2ミリのほうがいいですか?」

登記官
「細いほうが書きやすいと思いますけど別に構いませんよ。」

絶対に2ミリじゃないとダメと言う感じではなかったけれど、帰りにホームセンターで買って帰りました。(0.2は売って無かったので0.25で描きました)

ということで、図面作製。

トレースするのは夫が得意なのでやってもらいました。

結局、合筆後の土地公図上に、昔の建物図面を参考に母屋だけを描く。車庫は取り壊したので描かない。それが新しい建物図面として登記される。そういうことか…

土地所在地も申請書の所在欄に旧所在地を上の行に、新しい所在地を下の行に書けばOKでした。

分かれば簡単に思うのですが、わかるまでは不安です。

登記…完了!


もう一度窓口に申請。

登記官にもう一度チェックしてもらいました。

登記官
「はい、これで大丈夫です。登記完了すればまたお電話しますけれど、完了書を渡すだけですので、いらなければ来ていただかなくてもいいですよ。😁」

とご親切に言ってくれたのですが…

3日後…登記官から電話。
「登記完了したのですが…図面にハンコを押してもらうのを忘れている箇所があったので、もう一度やっぱり来てください💦」

というおまけ付き。

もう一度行って、図面にハンコを押してやっと登記が完了しました。💨

(古い建物図面は閉鎖。新しい建物図面が登記されました。各階平面図は昔のまま。)

いろいろバタバタしましたが、何だか達成感!(笑)

特に登記官が図面の下地を作っていただけたので今回は本当に助かりました。
(たぶん図面はいらないと言った手前、余計に助けていただけたのかもしれません😉)

登記申請と言うと難しく感じますが、分からないところは相談しつつ、登記官の助けもお借りしつつ…(大分お借りしましたが😊)

ぜひご自分でやってみてはいかがでしょうか📄

ちなみに買ったペンはこちら↓

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